自動車解体屋とは、不法投棄の原因や不適正な廃棄物となりがちである自動車のリサイクルを担っています。
そしてなんと、解体自動車一台当たり、平均してその80%もの部品がリサイクルされるようになりました。
現在では年間約400万台もの自動車が廃棄処分されていますが、これを考えると相当な量の自動車がリサイクルされていることになりますね!
このように、自動車解体屋の社会的役割というものは「循環型社会」を実現させている1つの形といえるかもしれません。
しかしながら、自動車解体屋も慈善団体ではないため、利益を上げなくてはなりません。
これらの自動車解体屋は、解体した自動車部品を国内外に売却することで、事業を運営するための利益を得ている営利団体なんです。
そして、その利益も莫大なものともいえないようです。
自動車解体屋は古くから個人事業主として取り組んでいるところが多く、「自動車リサイクル法」施行後、その設備投資のコストが高く、中には、廃業に追い込まれるといったケースも少なくないようです。
とはいっても、ディーラーやメーカーとはコネクションの弱い修理工場では、自動車解体屋の販売する部品を修理用の部品として活用しているところもあるという程、高い需要が眠っているようですね。
うまく、取り組んでいる業者は非常に優良な値段で解体を引き受けてくれるかもしれません。
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